コンマ1、コンマ2・・とは
油圧ショベルのバケットの容量(立米,m3)のことです。
油圧ショベルバケット容量は、通常、単位時間あたりに取り扱うことができる土砂や岩などの材料の容量を示します。これは、バケットの形状、サイズ、および掘削可能な最大深さによって異なります。容量は、(立米,m3)などの単位で表されることが一般的です。
機械に通常ついている標準バケットの容量を元に計算し
一般的にユンボ(バックホー)の規格を説明するときにはバケット容量で呼びます。
コンマ1は 0.1m3(立米)
コンマ2は 0.2m3(立米)
コンマ25は 0.25m3(立米)
コンマ45は 0.45m3(立米)
コンマ7が 0.7m3(立米)
標準以外のバケットを装着すると当然バケットの容量は変わりますが
通常ですと機械本体の大きさをあらわす際にコンマ〜という呼び方をします。
ー計算式ー
- バケットの底面積を計算します。これは、バケットの底の幅(W)と長さ(L)を掛け合わせたものになります。
A=W×L
-
バケットの深さ(H)を測定します。
-
バケット容量(V)を計算します。これは、底面積(A)に深さ(H)を掛け合わせたものになります。
V=A×H
今と昔の機械では大きさや容量計算方法が変わっている場合もありますが
通常下記のような分類となります。
コンマ1 3トンクラス コマツPC30 日立ZX30 クボタRX3系等
コンマ2 5トンクラス コマツPC50 日立ZX50 クボタRX5系等
コンマ25 7トンクラス コマツPC75 日立ZX75 CAT307等
コンマ45 12トンクラス コマツPC120 日立ZX120 CAT312等
コンマ7 20トンクラス コマツPC200 日立ZX200 CAT320等
日立ZX[30]のように型式の後ろに数字が付いていますが
だいたいはこの数字がユンボのトン数の目安になります。
コンマ1より小さいクラスの機械は、無理にコンマ0.0~m3などと呼ばず、
2トンクラス、1トン未満などと呼ばれます。
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